奈良県では自転車賠償保険加入が必須です。


令和元年10月15日「奈良県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が公布されました。

 自転車は幅広い世代が利用でき、環境にも優しい乗り物です。しかし、自転車による事故は後を絶たず、高額な賠償請求事案も発生しています。この条例は自転車を安心して利用できる奈良県を作るため、自転車の安全な利用法とそのための責務を定めたものです。

 特に多くの皆様に関わる項目に、

自転車乗車時の65歳以上の高齢者の乗車用ヘルメットの着用の努力義務化

自転車損害賠償責任保険等への加入義務化

の二つがあります。これらの二項目については、令和2年4月1日より施行されます。

 

この文章は奈良県のホームページより抜粋させて頂いたものとなります。

このように他府県では先駆けて定められていた条例が奈良県でも施行されましたが実際にそのことを理解、認知している方はどれほどいるのでしょうか?

なぜ自転車賠償保険が必要なのか

事例1

男子小学生(当時11歳)が自転車で走行中歩行中の女性(当時62歳)と衝突。女性は頭蓋骨骨折の傷害を負い、意識が戻らない状態となった。神戸地裁は小学生の親に9521万円の賠償を命じた。(2013年)

 

事例2

男性が赤信号で交差点を直進し、青信号を横断中の女性と接触。それにより女性は死亡。遺族が損害賠償請求を男性に行い東京地裁が4746万円の支払いを命じた(2014年)

事例3

女子大生がイヤホンをしたまま自転車に乗りながら左手にスマホ、右手に飲み物を持った状態で運転。歩行中の女性と衝突。女性は死亡。横浜地裁は禁固2年、執行猶予4年を言い渡した。

(2017年)


上記の例のように自転車運転中に他人に怪我を負わせたり最悪の場合、死亡させる事故があとを絶ちません。

事例1,2のように被害者家族から多額の損害賠償を求められることもあり、その支払額はとても払えるような額ではなく自己破産したケースもあります。

勿論、交通ルールを守り正しい自転車の利用を心がけることは当然の前提条件ですがいつ何時、事故は起こるかは誰にも予想できません。

その為、自分を守る為にも自転車賠償保険の加入を強くオススメします。


入ってない!急いで加入しなきゃ!

と思った方!ちょっと待って下さい。勿論、加入することは大切ですがその前にご自身の自動車保険や火災保険の証書を

確認してみることをオススメします。

 

何で自転車賠償保険の話をしていたのに自動車保険や火災保険の話?と思った方もおられるかと思いますが

実はこの自転車賠償保険、自動車や火災保険の特約として「個人賠償責任保険」という名前で既に加入している場合が

意外と多いのです。

 

またこの「個人賠償責任保険」ご家族1人が加入していると家族全員が保険の対象となることが多いので仮に親が

加入していた場合、新たな加入は不要となるケースもあります。

※保険会社によるので確認要

 

確認してみてやっぱり入っていなかった!証書を見たけど加入しているのか分からない。

そんな方は一度、ご相談下さい。

まとめ

1,自転車に乗るのであれば自転車賠償保険は必須。

2,加入を急ぐ前に今、契約中の損害保険を確認する。(既に入っているかも)

3,わからなければ吉住保険コンサルタントに聞く